もり匠では、徳島県に息づく阿波藍の伝統を守り伝える国選定無形文化財阿波藍製造技術保持者、藍師・外山良治さんの「すくも」と高知県四万十町戸川の炭師・芝登さんの「土佐備長炭」造りから出る灰を使用しての天然灰汁発酵建ての技法で熟練のローケツ藍染職人・浅井正文さんがひたむきに藍と向き合い染め上げた着物を販売しております。

藍色は日本人にもっとも愛されたてきた色のひとつです。
明治時代、日本を訪れたイギリスの科学者ロバート・ウィリアム・アトキンソンはこの色を「ジャパンブルー」と呼びました。
藍の代表的な産地といえば、「阿波の国・徳島」です。「阿波藍」とよばれ、それを使った伝統的な藍染が今も阿波の国で脈々と受け継がれています。

阿波藍は江戸時代以前の天文10年頃には、葉藍による藍染が行なわれていたと伝えられています。
徳島県の吉野川流域に藍づくりが広まったのには徳島県の川沿いには広い平野が少なく、毎年何度かの洪水にみまわれ、その都度、家屋田畑に浸水し米作りには適さず、農民たちは貧困に苦しんでいました。ところが、藍作にとっては、洪水で入れ替わる砂質の土が良く、蓼藍の生育には適した肥沃な土地であったため栽培が進められ、江戸時代には阿波25万石の初代藩主の蜂須賀家政が播磨からの入国の折伝えたといわれ、播磨藍を移植し、藍の栽培を保護奨励をして品質向上に努め徳島はもちろん、全国に藍染めが普及し隆盛を極めて行きました。